療養中の子供のためのプレイルーム「わくわくるーむ」開設 堺市立総合医療センター

大阪府の堺市立総合医療センター内に、病気療養中の子どもたちの治療のストレス軽減や、医療環境から離れた家庭を思い起こさせる空間作りなど、療養環境の充実を目的とした「わくわくるーむ」が完成し、9月末にオープンした。

今回、同センターにプレイルーム開設の支援を行ったのは、マニュライフ生命保険株式会社が社会貢献活動の一環として取り組んでいる「マニュライフわくわくるーむ」プロジェクト。

このプロジェクトは、NPO法人「子ども健康フォーラム」が取り組む子どもの療養環境改善活動の一環として、同NPO法人がマニュライフ生命保険株式会社の特別協賛と社会福祉法人中央共同募金会の協力のもと、2008年にスタートした活動。療養中の子供の「心のケア」を目的として、プレイルームの意義を啓発し、プレイルームの設置と運営を支援している。

これまで、全国11カ所で設置されており、同センターは12カ所目となった。堺市立総合医療センター管理課によると「歴史的にも南蛮貿易で栄え、自由で活気ある港を有した堺の町に、子どもの可能性を重ね合わせ『遊びが生まれる港』をコンセプトにしている」という。

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