絶品スイーツをガチ審査!第1回「楽天グルメセレクション」に見た「本気度」

 楽天市場が扱う4万点以上の「お取り寄せグルメ」の中から、高品質の商品を認定する新制度「楽天グルメセレクション」の審査会が、10月18日、東京・二子玉川の楽天本社で行われた。

 近年、ますます高まる美食ニーズと食の安全へのニーズを捉えてスタートした同セレクション。同社フード&ドリンク事業部の中山初美さんは「第三者評価の仕組みを新たに導入して実施する当企画によって、新商品やまだ知られていない商品を機会に繋げられれば」と説明する。

 今回、審査の対象となったのは、スイーツのカテゴリ。26名の一般審査員と5名の特別審査員が試食審査し「味」「見た目」「価格」の項目でエントリー商品の採点を行った。

一般審査員、特別審査員が別室に分かれ、いずれも厳粛に進められた各スイーツの審査。
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 「美味しいスイーツばかりだったので、じっくりと味わってシビアに優劣を付けました」と語るのは一般審査員を務めた女性。また、別の一般審査員は「普段から食べ慣れているつもりの和菓子でも、これまで味わった事のない独創性を感じる事がありました。高得点になったのは、やはり『自分用に買っても、贈られても、贈っても嬉しいスイーツ』。あらためてスイーツの奥深さを確認しました」と審査後に感想を語った。
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 今回、特別審査員を務めたのは、日本スイーツ協会代表理事の辻口博啓さん(審査委員長)、パティスリー タダシ ヤナギ オーナーシェフの柳正司さん、トランジットジェネラルオフィス代表取締役社長の中村貞裕さん、スイーツジャーナリストの平岩理緒さん、スイーツブロガーあまいけいきさん。
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 試食審査会の後、会場内で審査結果を発表。以下の商品が認定スイーツに決定した。

・柏屋オンラインショップ楽天市場店の「柏屋薄皮饅頭こし」(10個/税込1080円)
・抹茶スイーツ宇治茶 伊藤久右衛門の「宇治抹茶生チョコレート」(16粒/税込1080円)
・金沢百番街の「宝達」(14個/税込2031円)
・神戸モリーママの「ラスク・マリアージュ<プラチナセレクション>」(27枚/税込3672円)
・サロンドロワイヤルの 「プレミアムピーカンナッツ」(8個/税込1600円)
・くり屋南陽軒の「100%本物の栗きんとん」(10個/税込2950円)
・おいもやの「おいもやの二代目干し芋」(1袋200g/税込570円)

楽天グルメセレクション 認定スイーツ

楽天グルメセレクション 認定スイーツ

 そして、同社シニアヴァイスプレジデントの河野奈保さんがグランプリを発表。栄えある第1回グランプリに輝いたのは「100%本物の栗きんとん」。岐阜県中津川の鮮度の良い栗を使い、栗の粒を残す事で食感と風味を味わえる逸品だ。
「100%本物の栗きんとん」

「100%本物の栗きんとん」

 審査員特別賞に選ばれたのは「柏屋薄皮饅頭こし」。なめらかで口どけの良いこしあんの甘味が特徴で購入者からも大好評を博している。

「柏屋薄皮饅頭こし」

「柏屋薄皮饅頭こし」

 今回の審査について「こういう楽天さんのような取り組みをする事によって、もっと日本の『お取り寄せ』自体の考え方が変わってくると思います」と語った審査委員長の辻口博啓さん。「もしかしたらグランプリがなしという結果になるぐらい」シビアなスタンスで審査に取り組んだ事を明かした。

審査委員長の辻口博啓さん

審査委員長の辻口博啓さん

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 楽天がスタートしたグルメに対する第三者評価の取り組み。購入者の満足度を高めると共に、認定の形でトップクラスの指標を明示する事により、出展商品全体のクオリティを底上げし、新たなトレンドを生み出す動きになりそうだ。今後、スイーツのほか幅広いジャンルで取り組みが行われる事に期待したい。

(PAGEVIEWグルメ取材班)

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