いよいよ年の瀬。毎年恒例の年賀状シーズンが到来した。日本郵便によれば、2016年の年賀はがきの発行枚数は約28億5329万枚。2003年の約44億5396万枚をピークに減少傾向であるものの、それでも人口一人あたり22.5枚もの年賀はがきが発行されている。
郵便局での2017年用年賀はがきの受付スタートが12月15日に迫るなか、年賀状の「購入・印刷・投函」をネットで代行するオンラインサービスが12月1日に登場する。
今回、「筆まめネットプリント」と題した新サービスを提供するのは株式会社筆まめ(本社・東京都港区)。「筆まめ」といえば17年連続販売本数トップという定番の年賀状作成ソフトだが、同サービスではソフトでオリジナルの年賀状を作り、ネットで申し込むだけで、「年賀はがきの購入」「デザイン面・宛名面の印刷」「投函」が一括で行えるほか、自宅までの配達も可能だという。
印刷や宛名の記入の手間が省け、年賀はがきの余りや不足も防ぐことができる同サービス。同社が提供するクラウドサービス「Web 筆まめ」と連携し、各クラウドサービスで管理している顧客情報を宛名印刷に活用できるため、年賀状を「仕事上の有効なコミュニケーション手段」だと認識しながら、時間の確保が難しいビジネスパーソンにも大きなニーズがありそうだ。