9月上旬の晴れやかな週末、東京・二子玉川で「子乗せ電動アシスト自転車」の試乗会が行われ、多くの親子が最新型の電動アシスト自転車の乗り心地を確かめた。
今回、試乗会を催したのは、様々なパーツがコーディネート可能なことで人気を博している子乗せ電動アシスト自転車ブランド「bikkeシリーズ」を開発・販売するブリヂストンサイクル株式会社。
試乗会で用意されたのは、同社が10月上旬から発売を予定している新製品「bikke MOB dd」。同モデルの特徴は、前輪モーターと後輪カーボンベルトドライブを組み合わせた両輪駆動の電動アシストシステム「DUAL DRIVE」を採用したことによる力強くスムーズな乗り心地だという。
「子供乗せ」の傾向について、室伏さんは「子供を乗せるため、10年~20年ぶりに“2度目の自転車デビュー”をするという方が多いですね」といい「2013年を期に『子供乗せ』自転車の売上と電動自転車の売上が逆転しました。いまは4倍ほど電動自転車が売れていますね」と教えてくれた。
試乗会に訪れた人に感想を聞いてみると――
「自転車に乗ったこと自体、10数年ぶりだったのですが、電動自転車に初めて乗って、ここまでこぐ負担が少ないとは知りませんでした」と語るのは都内に住む30代の男性会社員。3歳になる長男と1歳を迎える次男がおり「保育園の送り迎えのために自転車の購入を検討中」。試乗会には家族4人で訪れたという。
また「『送り迎え用』としてだけでなく『自分ひとり用』として電動自転車が欲しくなりました」と感想を語るのは、4歳の娘と試乗会に訪れた神奈川県に住む40代の女性。
進化を続ける「子乗せ電動アシスト自転車」。子供の誕生をきっかけに、自分自身が自転車にハマる大人も多くいるに違いない。
(PAGEVIEW編集部)