
【7/18 16:08更新】当記事続編「『ザハ・ハディド建造物』海外レポート第二弾!『ザハ建築』はトイレも斬新なのか?」を公開しました。併せてご覧いただけましたら幸いです。
2500億円を超える建設費に非難が集中し、17日には安倍首相が白紙撤回を表明した「新国立競技場」の建設計画。
この新国立競技場をデザインしたザハ・ハディド氏は、設計した建築物がことごとく完成しない“アンビルトの女王”として知られるが、旧ソビエト連邦で近年オイルマネーにより発展を遂げているアゼルバイジャンに、巨大な「ザハ建築」がある。
ザハ・ハディド氏が設計し、アゼルバイジャンの首都バクーで2012年5月に完成した「ヘイダル・アリエフ・センター」。前大統領の名を冠したこの建物は、同国の歴史とヘイダル・アリエフ前大統領の個人史を紹介する博物館の他、美術館、図書館、コンサートホール等が収容された総面積57519平方メートルの大建築物。
今回、アゼルバイジャン現地から“アンビルトの女王”ザハ・ハディド氏が設計した「ヘイダル・アリエフ・センター」をレポートする。
「ヘイダル・アリエフ・センター」の大きな特徴が、つまづきそうになる階段。天井が低く、真ん中に柱があり、傾いている。
背の高い人は中腰になる必要がある。
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