「今年、最も怒りの感情をコントロールした有名人」に三浦知良選手
出典:BOA SORTE KAZU 三浦知良オフィシャルサイト

“怒りの感情と上手に付き合うための心理トレーニング”である「アンガーマネジメント」の普及を行う日本アンガーマネジメント協会が、今年一年で「上手に怒りの感情をコントロール・対応した有名人」を発表した。

全国の一般人男女約400人と、アンガーマネジメントの公認講師200人に対してアンケート調査、投票を行った結果「アンガーマネジメント大賞2015」に輝いたのは、キングカズこと横浜FCの三浦知良選手。

三浦知良選手が選出された理由について、同協会は「4月、野球評論家の張本勲氏がテレビ番組で、48歳の同氏に『若い選手に席を譲ってやらないと』と引退を促すようなコメントをしました。その際に『もっと活躍しろ』って言われているんだなと思う。『これなら引退しなくていいって、オレに言わせてみろ』ってことだと思うと語り、穏やかに対応をしました」と評価された点を解説。

日本アンガーマネジメント協会の安藤俊介代表理事は「三浦知良氏は目上の方の意見を尊重しながらもポジティブに切り返した点が多くの人の共感を集めたと考えられます。張本氏は歯に衣着せぬ物言いが人気を集める一方で、同氏の言動を上から目線と捉える人もいるでしょう。そうした張本氏の発言に対しての三浦氏の反応は、気難しい上司に対する軽やかな返し技として見習いたい人が多いのではと思います」と分析した。

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