中小企業基本法の公布・施行日である7月20日は「中小企業の日」。
中小企業経営者の妻に向けた「経営者の妻のための情報サイト つぐのわ」を運用するエヌエヌ生命保険株式会社は、「中小企業の日」を前に全国の中小企業経営者の夫を持つ女性263名を対象として「中小企業経営者の夫を支える妻の本音調査」を実施した。
経営者の妻となった際の心境
経営者の妻となった際の心境について、1位は「経営者の夫を応援したい気持ちだった」（38.0%）、2位は「生活が安定するのか将来について不安な気持ちだった」（33.1%）、3位は「経営者の妻として責任を感じた」（18.6%）。一方、「社長夫人になれたと嬉しい気持ちだった」はわずか1.9%にとどまり、自分たちの生活や社会的責任の重さを感じた妻が多いことが判明した。
夫の経営者としての奮闘を素敵だと思う妻は約8割
また、経営者である夫を誇りに思う妻は約7割（73.8%）、夫の経営者としての奮闘を素敵だと思う妻は約8割（79.5%）。一方、経営する会社で夫が尊敬されていると思う妻は61.2%。社内から夫への尊敬や経営能力の高さと、夫を誇りに思う気持ちにはズレがあるようだ。
さらに、経営者の夫を精神面で支えていると思う妻は約6割（63.1%）。健康面で支えていると思う妻は約7割（74.1%）に上った。特に70代以上の妻は、精神面での支え（90.0%）や健康面での支え（95.0%）が高い傾向が見られた。
そのほかの調査結果は同社サイトの「プレスリリース」に掲載されている。中小企業経営者の配偶者の心境に迫った、これまでにない貴重なレポートとなった。
調査概要
調査対象：全国の中小企業経営者（※）を夫に持つ妻（※従業員２人以上300人未満の規模の会社「会社経営者（社長、会長、取締役）」または「従業員のいる自営業者」）
サンプル：263名
調査方法：インターネット調査
調査会社：楽天インサイト株式会社
実施時期：2023年５月26日～５月31日
