iTunes、Google…急成長するPOSAカード市場、国内市場規模が「1兆円超え」

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「Point of Sales Activation」

近年、全国のコンビニや家電量販店で専用コーナーが設置されるようになった「iTunes Card」や「Google Play ギフトカード」「Amazonギフト券」「プレイステーション ネットワーク カード」といったPOSA型プリペイドカード(POSAカード)。POSAとはインコム・ジャパン社が開発した決済技術で「Point of Sales Activation」の略である。

2016年の国内市場規模は1兆7040億円を予測

音楽や書籍、ゲームなどの有料コンテンツをネットで購入する際、クレジットカードを使わずに決済できる利便性と安全性から、ネットショッピングの浸透や、決済手段の多様化等の背景を受け、市場が急拡大しているPOSAカード。矢野経済研究所の予測では、2016年のPOSAカードの国内市場規模は1兆7040億円。この5年間で4倍以上の拡大となる。

利用者が商品を購入し、レジで支払いが確定した時点でカードが有効化するため、盗難、紛失、仕入れ、在庫、返品といった流通上のリスクを負う事なく販売でき、販売店にとっても大きなメリットがあるシステムだ。

コンビニ大手が「ギフト需要」取り込み

今年9月、コンビニ大手のファミリーマートは「メッセージカード付きのPOSAカード専用ギフト封筒」を発表。急成長するPOSAカード市場の「ギフト需要」を取り込む狙いが窺える。
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同社では9月25日から「POSA Gift Wrapping」(税込300円)を都内の5店舗限定で販売。商品のデザインにイラストレーターのShogo Sekine氏を起用した同社は「POSAカードそのものが持つ“デジタルな部分”と、Shogo Sekine氏が描く“手描きのメッセージのもつ温かさと強さ”のコントラストに魅力を感じた」と説明する。

我々の消費生活に浸透を続けるPOSAカード。利用可能な業態の広がりや、「ギフト封筒」のような関連商品の登場など、これからの動向に注目したい。
(文・佐々木晴子)
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