「ハワイアンビューティのすすめ」vol.25 ファーマーズマーケットの楽しみ方

南国の楽園・ハワイの魅力について、日本ハワイアンビューティ協会がお届けする連載コラム「ハワイアンビューティのすすめ」。25回目となる今回はHawaiian Beauty©公認インストラクター・賀茂玲子さんが紹介する「ファーマーズマーケットの楽しみ方」――

ファーマーズマーケットにいってみよう!!~

ハワイに行くと必ず訪れる場所、それは、ファーマーズマーケットです。KCCファーマーズマーケットは、今ではツアーに組み込まれるなど、観光名所の1つになっていますよね。
本日は、ファーマーズマーケットの楽しみ方をご紹介します。
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ご存知の通り、ファーマーズマーケットは、その土地の方が自分でつくった農作物を持ち寄り、直接販売する市場です。主に、公園や駐車場などで開催されています。マーケットでは、収穫したばかりの新鮮な野菜や果物はもちろん、コーヒーや花、ハチミツなど、生産者の真心のこもったたくさんの作物に出会うことができます。食品以外にも、手作りキャンドルや化粧品、ポストカード、マッサージを提供するブースもあります。
マーケットによって、販売ブースが異なるので、様々なマーケットを巡ってみるのも楽しいですよね。ただし、開催曜日が限られているので、チェックしてからお出かけください。以下、開催日をご参考まで(2016年1月現在)

・KCCファーマーズマーケット(土・午前中)
・カカアコファーマーズマーケット(土・午前中)
・カイルアタウンファーマーズマーケット(日・午前中)
・キングスビレッジファーマーズマーケット(月・水・金・土・夕方)
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地産地消という考え方

日本でも、健康志向が高まり、マクロビオティックやローフードの食習慣に注目が集まっていますよね。この2つの食習慣は、方法は異なりますが「地元でとれた新鮮で安全な作物を、栄養素を壊さずに食べる。」という点は共通しています。特に、マクロビオティックは、「身土不二(身体と環境は一つで、住んでいる土地で採れた旬の食材が最良)」という考え方に基づいているそうです。日本からハワイへと気候の異なる土地への移動は、知らず知らずのうちに身体に負担がかかっていると思います。そんなときは、ファーマーズマーケットで出会うハワイの気候に合った新鮮な作物を食べて、身体の調整をしてみるものいいと思います。
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ファーマーズマーケットから感じる“ALOHA”

以前、インタビュー記事で、ファーマーズマーケットを主宰する方が「ここは愛を分かち合える場所。訪れるみんなが、いい気持ちになってほしい。」とお話されていました。この記事を読んで、生産者と消費者を繋ぐマーケットにも、根底には“ALOHA”があるんだなぁと、そこを訪れた際に感じるなんとも言えない安心感があることに納得しました。
ファーマーズマーケットとは、生産者と消費者がふれあいの中で、愛情込めて大切に育てた作物や作品の、生産過程や想いを知る。そして、生産者への尊敬、自然の恵みへの感謝の気持ちを感じる場所なのではないでしょうか。また、のんびりとあたたかいお祭りの露店のような雰囲気の中、ワクワクと子供心を取り戻せる場所でもあると思います。ぜひ、皆さんも、新鮮でおいしいものや素晴らしい作品を楽しみながら、“ALOHA”を感じる場所に足を運んでみていただけたらと思います。

賀茂玲子(Hawaiian Beauty®公認インストラクター)
KamoReiko

※Hawaiian Beauty®公認インストラクターによるハワイをテーマにした癒しの講座『ハワイアンビューティリーダー講座』と『ハワイアンアロマ調香講座』は、各地で開催中です。講座の日程などHawaiian Beauty®の最新情報は公式facebookページで発信しています。

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