“カカオ職人” ブノワ・ニアンの「バレンタイン限定作品」に込められた「強いこだわり」とは

鉄鋼メーカーのエンジニアを30歳で退職した後、ショコラティエの道に進んだ異色の経歴を持つベルギー出身のカカオ職人、ブノワ・ニアンが今年もバレンタイン限定チョコを発売。日本国内でも多くのファンを持つ彼の新作に注目が集まっている。

すべてのショコラをカカオ豆の“選定”や“焙煎”から一貫して手掛け、最高品質材料といわれる「クーベルチュール・チョコレート」そのものをカカオ豆から作ることで知られるニアン氏。

ベルギーに6店舗、オランダに1店舗を構える彼の「バレンタイン限定の新作」が、1月下旬から日本でも有名百貨店で発売される。

産地と生産者へのリスペクトから、他の豆とは混ぜないシングルオリジンカカオへの強いこだわりを反映している2018年オリジナルアソートが「グランクリュ」(5個入り1850円)。

グランクリュ

グランクリュ

ニカラグア産でアプリコットのまろやかな風味が特徴の「サン ホセ デ ボカイ」。スモーキーでミルキーな余韻を味わえる(左上)。

ベネズエラ産でスパイシーさ、レッドフルーツ、ミルクのまろやかさが特徴的な「クヤグア」(右上)。

葉巻やコーヒーをのスモーキーさを連想させるキューバ産の「バラコア」(左下)。

甘酸っぱさとバターのような温かみが同居したマダガスカル産の「アンボリカビキィ」(中央)。

フレッシュフルーツの華やかさとシナモン、ジンジャーのスペキュラスをイメージさせるエクアドル産「ハシエンダ ヴィクトリア」(右下)。

いずれも産地の村名や農園の名前を冠して名付けられている。

オートクチュールショコラ

オートクチュールショコラ

またオートクチュールコレクションとして「オートクチュールショコラ」が3個入り(1250円)、6個入り(2400円)、10個入り(3700円)のバリエーションで登場。傑作ショコラがセレクトされていて、ニアン氏の世界観を堪能することができる。

日本での取り扱いはバレンタイン期間のみの限定販売となり、サロン・デュ・ショコラ、伊勢丹新宿店、銀座三越、日本橋三越本店、東京大丸店、新宿タカシマヤ、渋谷ヒカリエ、日本橋タカシマヤ、玉川タカシマヤ、そごう横浜店、横浜タカシマヤ、大阪タカシマヤ、阪急うめだ本店、ジェイアール京都伊勢丹、静岡伊勢丹、伊勢丹新潟店、松坂屋名古屋店、名古屋栄三越、仙台三越、藤崎本店、広島三越。

この機会に“カカオ職人”ブノワ・ニアンの最新作を味わってみてはいかがだろうか。

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