「ハワイアンビューティのすすめ」vol.1

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 南国の楽園・ハワイ――日本で観光渡航が自由化された1964年、「第1回ハワイダイヤモンドコース旅行団」として募られた7泊9日ハワイツアーの費用は当時の国家公務員・大卒初任給の約19倍となる36万円だった。あれから51年、かつて「一生に一度」の憧れの島だったハワイは気軽に行ける「身近な楽園」となった。

 そんなハワイの魅力について、日本ハワイアンビューティ協会がお届けする連載コラム「ハワイアンビューティのすすめ」。第一回は協会代表理事・しらいあきらさんによる「気候」と「愛される理由」について――

 

過ごしやすいハワイの気候

 日本人の“ハワイ好き”は世界でも群を抜いています。日本から遠すぎず近すぎずという地理的条件もありますが、誰もがハワイを好きな理由にあげるのが気候です。「カラッとしてて心地いいんだよねぇ」と私の知人もしたり顔で言います。

 ところが、年間の平均湿度を調べてみると東京は62%、ホノルルは68%。なんとハワイのほうが湿度が高い!?のです。これは、ハワイは年間を通じて気温も湿度もそれほど変化がないのに比べ、日本の冬は厳しく、気温も湿度も極端に低くなる時期が続き、夏や梅雨時には気温・湿度が非常に高くなることに起因しています。カラッとしているのは、「日本の蒸し暑い夏」と比べて、ということになります。

 また、ハワイがその強い陽ざしの割に心地よく感じられるのは、一年中貿易風(偏西風)が吹いているため、地表や建物の屋根・壁が風によって冷やされていることもあります。あふれる太陽の光を逃れ、屋内や日陰に入るとそれほど暑く感じないのは、このハワイ特有の風のおかげでもあるのです。

ハワイが日本で好かれる理由

 さて、そんな快適なハワイですが、日本人がハワイを好きにならずにはいられないのは、別に理由があると私は思っています。過ごしやすい気候、青い海や豊かな自然、世界屈指のリゾート地というステイタスへの憧れももちろんですが、ハワイには、私たち日本人が忘れかけている“古き良きニッポン”のエッセンスが、今なお育み、受け継がれているからではないかと考えています。

 このコラムでは、私と、まさにハワイのプロフェッショナルでもあるHawaiian BeautyR公認インストラクターの女性たちのリレー形式で、そんなハワイの魅力と歴史・文化を通じて、美容や健康に役立つ情報をお伝えしていきたいと思っています。  Aloha&Mahalo

しらいあきら(日本ハワイアンビューティ協会代表理事)
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文責は日本語のみ