首相含む使節団が来日中――「インド・マハラシュトラ州」の基礎知識
出典:マハラシュトラ州公式サイト(Ajanta & Ellora Caves)

ディヴェンドラ・ファドナヴィス首相らインド・マハラシュトラ州政府とマハラシュトラ州観光開発公社の使節団が9日から来日し、3日間にわたり、日本各地で同州の魅力を伝えるプロモーションを行っている。

10日、使節団は高野山の金剛峯寺と高野山大学を訪問。同州と和歌山県の交流の証として「インド憲法の父」として知られる同州の英雄・アンベードカル博士の記念碑除幕式・記念式典が開催された。

首相を含む使節団が来日中の「マハラシュトラ州」とは――
西インドに位置するマハラシュトラ州の人口は、同国の州で2番目に多い約1億1千万人で州都は同国の経済と芸能の中心地・ムンバイ。307713平方キロメートルの土地に、35の県、535の都市部自治体、28277の農村部自治体がある。
ユネスコ世界遺産に登録されているアジャンタ仏教石窟群やエローラ石窟群、タドバ国立公園に生息する野生のトラ、豪華観光列車のデカン・オデッセイ等、豊かな観光資源に恵まれている同州。インドの映画産業を支える州都ムンバイの「フィルム・シティ」等、映画が州の経済を支える重要な産業となっている。

近年、日本からも観光・ビジネスの両面で注目を集めているインド・マハラシュトラ州。今後の交流に日印両国関係者が期待を寄せている。

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