銀のさら「年間約28トンのCO2削減」を実現させた「使い捨て寿司桶」の新技術とは

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株式会社ライドオンエクスプレスホールディングスのグループ企業が展開する宅配寿司チェーン「銀のさら」では、環境負荷を軽減し地球環境保全に貢献するため、新たな使い捨て桶容器を開発。

既存桶容器の強度はそのままでプラスチックを平均で約7.5%減量、年間で約28トンのCO2 排出量削減に成功した。

約7.5%のプラスチックの減量、約28 トンの CO2削減

注文の際に、返却用の桶か使い捨て桶容器を選ぶことが可能な「銀のさら」。これまでの使い捨て桶容器には、プラスチックを100%使用していたが、プラスチックの廃棄による海洋ゴミ削減のため、プラスチックの使用量を減らす取り組みを実施。

全6種ある寿司桶に対して、お寿司の重さ(5 人前で約 1.7kg)に耐えうる厚みを模索し、約14カ月間の実験を行った結果、全体平均値で約7.5%のプラスチックの減量、約28トンのCO2削減に繋がった。

また、使い捨て桶容器の厚みを減らしたことで、店舗への納品における1箱の梱包数が20枚増加、納品箱数が減少し、物流によるCO2削減や梱包材の削減を実現した。

新開発された同容器は「銀のさら」全店舗での導入が既に完了している。

コロナ禍におけるニーズの変化

「銀のさら」では、コロナ禍においてより衛生面を気にする利用者が増え、使い捨て桶容器の需要が向上。以前は返却用の桶での注文が約8割を占めていたが、現在では使い捨て桶容器の注文が約8割と逆転しているという。

1年以上の実験期間を経て、同チェーンが開発した新たな「使い捨て寿司桶」。環境保全の意図だけでなく、コロナ禍におけるニーズの変化を捉えた取り組みとなった。

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